未分類 よそ者 Posted on 2016年5月1日 by librarian いわゆる他者性を帯びた人、 孤独に耐え、時代の圧力に耐え、 既存の権力秩序から一定の距離を保つことでこそ、 ようやっと、見えてくるものがあります。 「よそ者」であり続けることは、 学問としての『人文学』を護ることでもある...
未分類 好奇心と対話と Posted on 2016年4月24日 by librarian そもそも学問とは 知的な喜び、楽しみを人々と共有するためのもの。 好奇心が赴くままに 無駄や失敗を許しながらも 一方で 人々との対話が重要なのです。
未分類 歴史と神話 Posted on 2016年4月17日 by librarian 人文学の重要な分野である「歴史学」ですが、 「そうであってほしい過去」を作り上げ 明らかな事実を「無かったこと」にする、 それはもはや「歴史」ではなく「神話」の世界です。
未分類 統一と解放という名のもとに Posted on 2016年4月10日 by librarian 従来、文学は倫理や真理と関係づけられてきました。 しかし、統一と解放という名のもとに 国境が曖昧になる現在の状況を考えるとき、 文学自身もその存在理由を問われています。
未分類 大学のすがた Posted on 2016年4月3日 by librarian 大学という、あまり信号が変わらないスクランブル交差点で 人々は知己になり挨拶を交わし 時に論敵になって意見を戦わせる。 時を同じくして言葉を交わした者たちが 意図せずして描き出す知的な、人間的な関係に 何か時代的な共通性...