地続き

相手の事情を汲まず 最後まで粘り強く違和感を潰し 自らの心の弱さから生じた ほんの些細な靄靄を見つめながら ただただ自分の思ったように言語化する。 事実を事実として受け止め 自分(達)と地続きの事を描き出す。

何を書くか

賢治は小説を書きませんでした。 なぜならば 小説は人間中心であり、1つの局面を切り取って書くことだからです。 エセーとは新しい考えについての試論であり、 コラムとは1つのキーワードについて書くことであり、 随筆とは偶然こ...

サブカルチャー

サブカルチャーとは 自分(達)の楽しみのためだけにやるものであり 一般化とは相反します。 そもそも 権威や権力に抵抗するからサブカルチャーなのであって 権力に媚を売った時点で もはやサブカルチャーではないのです。

平明と通俗

戦後の(外国)文学の内容の無さは 平明な言葉で文学や翻訳文学を民主化しようとしたことに起因します。 通俗な言葉を使えば平明になるという大誤解、 深刻さが無いから思考のレベルを保つことができない、 彼らの犯した大罪により、...

化けやすい言葉

同じ社会悪なら 偽善で無い方がまだマシという考え方があります。 理系の知識をおざなりにした 化けやすい言葉、人を騙す都合のよいキーワード。 見てくれを鵜呑みにしていると 事の本質を見誤るのです。