2つの視点

たとえ現実世界に居場所がなかったとしても

本を入口にして物語の世界に入り込み

癒しと再生を経て 現実世界に戻ってくる。

理想は

どちらの視点も獲得して

どちらの世界も健やかにすること。

「翻訳する」ということ

翻訳する際、

原文に忠実になり過ぎて わかりにくい文章になるのは×。

端折り過ぎて 空っぽな文章になっても×。

誰が読んでもわかる、わかりやすい、素直できれいな文章がよいと言われます。

つまり、

「翻訳すること」ということは

「原文との距離感」が大切なのです。

本に触れる

自分の経験だけでは越えられない壁を

先人の智慧が越えさせてることがあります。

小さな世界のルールに縛られている自分を

より大きな世界に触れることで解放する

本の世界に触れるということは

ベクトルの方向を変えるということでもあるのです。

本に求める

文章を書くことが命がけだった時代
哲学や文学は意味を持ちました。

国が滅びるとき いのちが危ないとき
個人の人生の何ぞやかのとき
『本』を求めるのは アリかもしれません。