言葉のひろがり

文字や言葉が分かってくると

まるで空を飛んだ時のように

今まで見えなかったものが見えてきます。

家の中に居ても 何処に居ても

自分の中で どんどんと変わってゆきます。

好奇心の海

たとえば巨大地震とは

地球の10kmの薄皮が割れているだけの日常茶飯事な現象です。

そんな危ういものの上に 我々の暮らしがあります。

そして我々の存在など 遠い宇宙から見れば

なんてことない炭素質ベースの生命体でしかありません。

でもそこに見出すのが、生命体の価値なのではないでしょうか。

学問とは何か?

それは知的好奇心が誘発する欲求。

そして、面白がればさらに上々。

好奇心の海には限りがありませんから。

3つのテーマ

文化、他の生き物と違うこと。

我々はどこから来て、どこへ行くのか、そして何ものであるか。

哲学の3大問題を考えていることが文化。

どこから来たのかを知ることは文化の一側面。
過去から学ぶこと、このためには過去を知るツールを持っている。
文字であったり、年代測定装置であったり、物理法則であったり、
昨日の晩ご飯であったり。

そこから未来を予測することも文化。
未来を予想するための知識、知見、感性、想像力を有している。
物理法則であり、数学であり、財布の中身と晩ご飯のおかずであったり。

そして何ものであるか?
他との比較により自分を知ろうとするのも文化。
隣の晩ご飯であり、隣の文化圏であり、他の惑星であり、他の銀河であり。
比較により物事が明らかになる。

人間は相対感度が高い一方でまた、これが下らない他人との比較を生んでいる。