あらゆる変化に耐え、 すべてが忘れ去られた後でも詠み継がれてきたこと。
言語と同等の、世界の真理のアクセス。
人をあらわし、物をあらわし、 世界をつくる礎。
桜は『散る』、梅は『こぼれる』、 菊は『舞う』、牡丹は『崩れる』、 椿は『落ちる』、花の終わりはそれぞれ。
自らに由緒を持ち、他者に依らず自らで在ること。